西白河地方森林組合

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組合長のつぶやき

組合長のつぶやきNO1

組合長

 西日本を中心に発生した今年7月の豪雨災害では、14都府県で220人以上の方が犠牲になりました。このような豪雨災害で崖崩れなどが頻発に発生している背景には、森林をきちんと手入れしてこなかったことが大きく影響しています。森林を整備し、新しい木々を植えて間伐をする。そうすることによって太陽が差し込み、下草が出るような環境になり、地中に根が張るなどして崖崩れなどは発生し難くなります。
 そういう意味でも、こうした大災害は日本全体が森林の手入れを怠ってきたことによるものと言っても過言ではありません。専門家の皆さんも、「大雨の発生数が長期的に増加傾向にあるのは、地球温暖化が影響している可能性がある。今後、地球温暖化が進行した場合、さらに大雨の発生数の増加が予測される。」と指摘しています。森林は二酸化炭素を削減する役割により地球の温暖化防止に大きく貢献しています。
 だからこそ、国の最優先課題として、国を挙げて森林の整備、地球温暖化防止に取り組んでいかなければなりませんし、併せて森林整備の大切さ、重要性を強く訴えていく必要があります。

2018/12/06